犬の回虫症(かいちゅうしょう)
体長10センチ前後の先端がとがった紐(ひも)のようなイヌ回虫が原因で、おもに小腸に寄生しています。
感染したイヌの排泄した糞便中の虫卵や成熟卵に汚染された食べ物を、他のイヌが口にすることにより感染します。
感染した母イヌから子イヌにも感染します。母イヌの体内では妊娠中に回虫が活発となり、胎内の子イヌに感染します。また、出生後母乳を通しても感染します。
幼犬の消化管内に回虫の幼虫が入ると胃をつきぬけて肝臓、肺へ移行することもあります。咳によって出た幼虫がまた飲み込まれて消化管内に入り、ここで成虫となって卵を産むというようなサイクルが繰り返されます。
